topimage

2017-06

終焉迫る寝台特急あけぼの - 2014.02.28 Fri

奥羽本線 川部-北常盤 あけぼのイメージ S(05)
奥羽本線 川部~北常盤

奥羽本線 北金岡-東能代 あけぼの S(01)
奥羽本線 北金岡~東能代


いよいよ寝台特急「あけぼの」の終焉が半月後となりました。
やはりというか、最終日の切符は数秒で完売だったそうですね。
普段から「あけぼの」を愛用していた方はもちろんのこと、これを機に初めて乗る方も伝統ある夜行寝台の旅を最後まで楽しんでいただきたいですね。「あけぼの」自体も最後までなるべく運休しないよう、願うばかりです。
私はと言うと残念ながらもう乗る機会はありませんが、せめて最後はしっかり見届けようと思っています。

ということで今日の写真はもちろん「あけぼの」。
先ず上の写真ですが奥羽本線 川部~北常盤で夜間撮影したものです。
お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、鉄道ジャーナル2014年3月号に使用されたカットの一連のものです。
掲載された写真もバッチリな写真でしたが、個人的に好きなのはこの写真。
走る過ぎる列車の車内灯とテールランプが巻き上げた雪煙と雪原を美しくを照らします。
列車からこぼれるこの光こそが、私が幼い頃よりの持っていた夜行列車の印象です。
哀愁をも感じる夜行列車はバックショットも絵になりますよね・・・。
ちなみに画面中央の黒い斜めのラインは岩木山の山肌で、明るく照らしているのは鯵ヶ沢スキー場のナイター用照明と思われます。このときは時折雪が舞う状態で比較的雲の多い天気。だからこそ街の明かりが雲を照らし出し、空に表情がでてくれました。晴天では空が真っ暗になってしまうわけですから運が良かったです。

もう一枚の北金岡~東能代の写真はオーソドックスな縦写真。
この場所は今更ながら初めて見つけた場所でした。背景はややうるさいのですが前日からの降雪によって雪煙が上がり、背景を多少隠すだろうと考えてスタンバイ。お目当ての「あけぼの」が来たときはほぼ期待通りに雪煙が上がってくれました。周りに木が多く、更に逆光になる場所ですから曇りの日を選択して正解でした。曇りだからこそ撮れた写真でも有ります。

今はたくさんの方が「あけぼの」の終焉まで撮影されていると思います。
良いカットを撮りたいという気持ちは痛いほど分かりますが、どうぞ安全に配慮し譲り合って出来るだけたくさんの方が素晴らしい思い出を残せるようご協力ください。
それが幼い頃より「あけぼの」に憧れていた私の願いであります。

スポンサーサイト

1ポチよろしくお願いします!! にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道写真へ

web拍手 by FC2

● COMMENT ●

このしゃしんはとりたかったです

拝見しました。撮影したかったですね。
これで青森にも新幹線しかいく方法がなくなり寂しいです。

こんばんは。横山さま

夜行列車といえばこの雰囲気ですよね!この時はなかなか良い状況で撮影できました。時折風に乗って強く降る雪が痛かったです(笑)。でも撮れたのなら全てが報われますね。
確かに東北へ行くには新幹線を使うしか鉄道の手段がありませんからね。速いのはよいことですが、列車旅に旅情を感じが無くなってきているのが、何とも残念です・・・。

助川先生、前回のコメントありがとう御座いました、大変参考になりました。

そういえばヤマサキさんやナカイさん、ナガネさんはイベントで
過去のエピソードとか何度もうかがったことがあるのですが、

助川先生って、学生時代から現在に至るまで、どのようにカメラマンになってるか、
是非連載していただけると、嬉しいです!

時間なら新幹線や航空機、価格なら夜行バス、時代の流れとはいえ夜行列車はななつ星のような高価で付加価値のついたものだけになってしまうのは寂しいことです。あけぼのは臨時で残るとはいえ1年でしょうし・・・北陸もそうでしたが現地に早朝に到着する手段が車だけなのはビジネスマンにとっても痛手だと思います。余談ですが僕も助川さんのRJの写真を見て思い立ち、昨年秋に女鹿でのトワイライトEXPとあけぼの交換シーン撮影に行きましたが、停車中に撮影中の僕に食堂車クルーが窓からいろいろ話しかけてくれたのはいい思い出です。

お返事遅くなって申し訳ございません。

遠藤俊則さま
お返事が遅くなりまして申し訳ございません。
コメントありがとうございました!とうとうあけぼのも記憶の名列車となってしまいましたね。
車両の痛みが激しいまま最後を迎えましたから、仰るとおり臨時として残ったとしても年末に臨時として設定されるかどうかは微妙なところです。ゴールデンウィークは設定されていますが、お盆休みも怪しいぐらいです。
あけぼのは山形新幹線や秋田新幹線では補いにくい地域を走っていましたから需要は結構あり、乗車率も平均60%を超えていました。でも、時代の流れですね。現代において寝台特急は過去の遺物となってしまう運命なのですね。気軽に利用でき、長い時間揺られながら旅情を感じる列車は日本からなくなってしまうでしょう。
でも、全く体験できなかった世代に比べて私たちは目の当たりにした分幸せだったのかもしれません。
そのうち、若い世代の鉄ちゃんに羨ましがられるでしょうね。そのときのためにも、記憶の片隅にしっかりと消えていった列車たちを残していきたいものです。


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://sukeyasu2450.blog.fc2.com/tb.php/79-c4a17f7b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

JRPS写真集「魂の鉄道写真」 3月10日発売!! «  | BLOG TOP |  » JTB時刻表3月号好評発売中!!

プロフィール

助川 康史

Author:助川 康史
主に鉄道写真を仕事としている、いわゆるプロカメラマンです。 もちろん鉄ちゃんでもあります。それだけではなく、車や飛行機、野球にゲームなどかなり多趣味です。 鉄道ジャーナルや時刻表表紙などで活躍中。
1975年10月生まれ
(有)マシマ・レイルウェイ・ピクチャーズ所属
http://railway-pic.com/
日本鉄道写真作家協会(JRPS)所属

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (5)
ごあいさつ (1)
作品ブログ (45)
写真ブログ (70)

著作権&コンタクト

このブログに掲載されている画像及び文章は無断で使用することを禁じます。また、著作権は助川康史に帰属しております。
作品の商用利用及びお問い合わせに関しては、お手数ではございますが(有)マシマ・レイルウェイ・ピクチャーズまでご連絡ください

リンク

このブログをリンクに追加する

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

RSSリンクの表示

我が家の手作り石鹸

手作り石けん・みけねこ軒