東海道本線の有名撮影地で撮影してきました! - 2017.01.30 Mon
28日の土曜日に東海道本線の根府川近辺の撮影をしてきました。
狙いはJR九州の「或る列車」ならぬ「とある列車」です(笑)
第一ポイントは江の浦俯瞰と呼ばれる有名撮影地。
朝8時くらいから現場にいたのですが、徐々に人が集まりお目当ての列車通過の30分前になると20人弱になっていたと思います。
鉄道写真界の大巨匠・南正時さんをはじめ、伊藤岳志さんや萩原祐佳さんなど業界の方もお見えになり、「とある列車」の注目度の高さが伺えます。
江の浦での撮影を終えた後、返しの列車を撮りにこれまた超有名ポイントの石橋集落へ。
江の浦俯瞰ポイントは終日陽が当たらないので寒かったのですが、今回の石橋集落撮影ポイントはしっかりと日が当たり温かく、まさに快適な撮影日和。少し寝不足の状態で撮影に出たので眠気をこらえるのに必死でした(笑)。
小田原~熱海は完全な冬型になると風が強く、丹沢山地を越えて雲がわくので平野部が快晴でも曇ることが多いです。
ただ、今回は強い冬型が緩んだことが功を奏して、気温が上がったために若干の霞みは出たものの素晴らしい天候になりました。
やはりこの区間は青い相模湾が最高の舞台を作り上げてくれますね。
ということで「とある列車」の作品をご披露したいところですがお仕事用なのでご了承くださいませ。
ご披露するのは185系踊り子のカットです。
なんだかんだ言ってこの青い海に白いボディーは素晴らしいコントラストを見せてくれますね。
グリーンのストライプもくっきりと、そして誇張しすぎず車両を飾っているので素晴らしいデザインだとしみじみ感じます。
ただこの185系は国鉄型車両だけにそう遠くない先に廃車されることになるでしょう。
いまからでも少しずつ風土とともに記録を残しておきたいものです。
ちなみにこの場所は西側斜面の一番上の道ではなく、一段下の道から撮影しています。
この道だと列車の背後にあるかまぼこやさんのピンクのような茶色い壁を列車に隠すことができます。そこがちょっとこだわったところです。
また、ミカンが鈴なりだったのでそれを撮るべくこの道を右往左往。
何とか道のふくらみで通行の邪魔にならないところで寝っ転がり、ガードレールの下から上半身の背筋を使って乗り出すアングルに決定しました。上半身が宙に浮く形で撮影するのでこの体勢は長くは維持できず、列車がトンネルを走ってくる音を聞いてアングルを取るという形です(笑)
できればやや右側の民家もミカンで隠すことができれば良かったのですがこれがベストでした。
ミカン畑の中に入るともっと良い場所があるのかもしれませんが、果樹は周辺の土を踏みかためてしまうだけで実のなり具合や出来に問題が出ると聞いたことがあります。なので果樹園は道以外では撮らないようにしています。
皆さんもどうぞその点は配慮していただき、果樹園には入らないよう注意しましょう!
以前、ここで撮影していた時に農家の方とお話ししてミカンを頂いたことがあります。いや~とれたては本当に瑞々しくて最高においしかったです。
今回は江の浦俯瞰の撮影地で農家の方にこれまた名産のレモンをいただきました。皮から強く清々しい香りが!!
市場価格では一個数百円するとのこと!ありがたや~m(_ _)m
今回もたまたまなので、ここに撮影に来ると必ずミカンやレモンをいただけるわけではないということをご承知おきくださいませ(笑)
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